古民家は昭和の雰囲気を感じられて、最近では「おしゃれ」と人気がある物件の一つです。
もちろん古民家は築年数が長いことが多いので、何かしらのリフォームや補修をしなくてはならないケースがほとんどですが、手を入れることによって他の住宅と差別化することができるでしょう。
今回は、古民家リフォームをするならどれくらいの費用がかかるのか、費用相場についてご紹介していきますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
古民家をリフォームするメリット
古い住宅というイメージが強い古民家ですが、リフォームするとなると時間も費用もかかるとされています。
一見面倒と感じられるかもしれませんが、リフォームすることによって様々なメリットがありますので、それらを知っておくとモチベーションが上がるかもしれませんね。
古民家と聞くとどうしても脆弱なイメージがあると思いますが、実際には現代の新築住宅よりも強固である可能性が否めません。
というのも、昔使われていた木材の多くは寿命が長いものが多く、寿命が数百年というものも少なくないからです。
古民家ならではの懐かしい雰囲気は現代の住宅では感じられないでしょう。
古民家をリフォームするとかかる費用は?
古民家でなくてもリフォームをすることは「高い」と感じている方もいらっしゃるでしょう。
もし古民家をリフォームした場合にはどのくらいの費用がかかるのか見ていきましょう。
●断熱工事で300〜500万円
現代の住宅と違って平屋の場合が多く、また間取りによってかなり風通しが良い可能性があります。
よって、断熱工事を行わないと冬の寒さが特にこたえる可能性がありますので、断熱材を入れる基本的な工事を行う必要があるでしょう。
●耐震工事で150〜200万円
現代の耐震基準には1981年を境に変更になったため、それ以前に建てられた住宅の場合、旧耐震基準となっていることが多いです。
よって、耐震工事を行わなければ災害時に被害が甚大になってしまう可能性があります。
古民家の場合、トイレが和式だったり、お風呂が狭く、湯船が深い可能性があります。
それらをリフォームして快適に過ごせるようにする必要があるでしょう。
●屋根・外壁のリフォームで90〜120万円
築年数が経てば経つほど、常に外気に触れている屋根や外壁は老朽化している可能性が高いとされています。
もちろん屋根が外壁のリフォームにはかなりの費用がかかりますし、現代使われている屋根や外壁を使うとなると高額な費用がかかる可能性があります。
まとめ
古民家をリフォームするとなると、あらゆる箇所をいじらなければならないため、どうしても高い費用がかかります。
しかし、一つ一つをリフォームすることで、現代の住宅よりも希少価値が高く、住み良い住宅となる可能性もありますよ。