初めてお部屋探しをする方やこれから住む地域のことに詳しくない方にとっては、お部屋探しが難しく感じられるかもしれません。
こちらではお部屋探しを行う際の注意点やポイントについてご紹介していきます。
お部屋探しをしなければならないという方はぜひこちらを参考に、納得いく物件を見つけてくださいね。
注意すべきシチュエーションは大きく分けて4つ
お部屋探しをする際にはいくつか注意すべきタイミングがあり、具体的には部屋を探している時、不動産会社への来店時、お部屋の内見時、物件契約時の4つです。
それぞれで「どんな点に注意すべきか」という点が異なりますので、時系列別に具体的な注意点を把握しながら契約まで進めていくことが大切です。
まずはインターネットや物件情報などを見て部屋を探している時の注意点ですが、この時点で間違ったお部屋の探し方をしてしまうと、その後の行程にも影響が出てきます。
「部屋を探す」という作業は実際にあなたが住む家を決めるにあたって最も重要な行程なのです。
・自分の要望をきちんと整理する
自分が「どんな物件に住みたいのか」というところを、まずは明確にしておく必要があります。
この部分がぼんやりとしていると、思い通りの物件を見つけることが困難になってしまいますので、条件をまとめて優先順位をつけておきましょう。
・家賃が高すぎないところを選ぶ
家賃が高すぎると継続して支払うのが困難になってしまいますので、負担のない金額として年収の25%以下の物件を選ぶのが良いでしょう。
・耐震性や築年数を確認する
賃貸住宅を選ぶにあたって最も大切な部分と言えるかもしれませんが、耐震性や築年数については必ずチェックしておきましょう。
古い物件の場合、水漏れや床の軋み、変色などが見られる可能性がありますし、災害時に倒壊の恐れもあります。
●不動産会社への来店時
お部屋探しにおいて不動産会社はあなたの家探しのパートナーとなる重要な存在です。
よって、その不動産会社が信頼できるかを確認して安心したいものです。
・良いところだけではなく悪いところも伝えてくれる
よく「契約してもらおう」という思惑から物件の良いところしか伝えずに、悪いところには一切触れないという不動産会社が存在します。
その結果、実際に住んでみてから何かしらの不具合が発生することも珍しくありません。
悪いところもきちんと伝えてくれる不動産会社を選びましょう。
●お部屋の内見時
「この物件が気になる」という状況になった際には、実際に内見をして契約するかどうかを決めます。
内見では細かい部分もしっかりとチェックし、あなたが納得した上で契約をすることによって思い通りの家に住むことができますので、こちらで特に注意しておきたい点をご紹介していきます。
・設備や機能の情報が正しいか確認
最初に情報として聞いていた設備や機能が「実際に部屋に行ってみるとなかった」というケースは実は案外多いものです。
入居してから気づいても改善できませんので、あらかじめ過不足がないかを見ておくべきですね。
・音の響きを確認
マンションやアパートの場合は、特に壁や床が薄いと音の響きが気になる場合があります。
足音やドアの開け閉めの音がどれくらい響くか、事前に把握しておくと安心です。
・必要な施設が近くにあるかを確認
いざその物件に住んだとしても必要な施設やお店が近くにないとなるとかなり不便です。
スーパー、コンビニ、病院。郵便局などよく利用する施設までの距離、行き方を把握しておきましょう。
●物件契約時
内見した物件が気に入り、「この家を契約したい」となればいよいよ最終行程に進みます。
しかし、契約時にもあらゆるトラブルが起こる可能性がありますので、注意点を踏まえた上で納得して契約へ進みましょう。
・違約金・禁止事項を把握する
何をしたら違約金が発生してしまうのかは必ず知っておかなければならない事項です。
物件によって事細かに定められているため、この時点で把握しておきましょう。
・不明点はどんなに些細なことでも聞く
どんなに細かいことであっても、少しでも疑問や不安を感じたら不動産会社に質問しましょう。
そこで納得いく答えがもらえれば信頼できる会社と言えます。
まとめ
お部屋探しを行う中で、あらゆるシチュエーション別に注意すべき点があります。
注意点をしっかりと把握しておくことによって、きっと満足できる物件と巡り会えるはずです。