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【地元の不動産会社が教える】尼崎市の住みやすさ!治安や制度はどう?

【地元の不動産会社が教える】尼崎市の住みやすさ!治安や制度はどう? 【地元の不動産会社が教える】尼崎市の住みやすさ!治安や制度はどう?

「尼崎市」は近年、目覚ましい発展を遂げ、新たな魅力を放っています。かつては工業都市としてのイメージが先行していましたが、再開発によって都市機能は大きく向上し、活気と自然が調和した快適な住環境が広がっています。

都市の利便性と豊かな自然を享受でき、まさに移住を検討する20代〜40代にとって理想的な選択肢となるでしょう。本記事では、そんな魅力あふれる尼崎市の特徴や治安、子育て支援などについてご紹介いたします。

目次

尼崎市の特徴

尼崎市の特徴

大阪市の隣に位置する兵庫県尼崎市は、関西圏での暮らしを検討している方にとって、魅力的な住環境が整っているエリアです。かつては工業都市として知られていた尼崎市ですが、近年では都市機能の再構築や環境整備が進み、暮らしやすさを実感できる街へと変化を遂げています。本章では、そんな尼崎市の「環境」「アクセスの良さ」「再開発」にフォーカスし、その魅力をご紹介いたします。

自然と都市が共存する住環境

尼崎市は都市部にありながらも、緑豊かな公園や水辺の環境が点在し、自然と触れ合えるスポットが存在するのが特徴です。たとえば「近松公園」や「ゼロカーボンベースボールパーク」、そして令和7年度に整備完了予定の「大物公園」などが挙げられます。地元住民の憩いの場として親しまれており、週末には家族連れで賑わいます。「兵庫県立尼崎の森中央緑地」は、工業地帯の再整備により生まれた大規模な緑地で、環境共生をテーマにした新たなランドマークとして注目を集めています。

一方で、生活利便性の高い商業施設や飲食店も多く、スーパーやドラッグストア、病院、金融機関などが徒歩圏内に充実しているエリアも多いです。利便性と自然のバランスが取れている点は、尼崎市の大きな魅力のひとつと言えるでしょう。

抜群のアクセス利便性

尼崎市の最大の強みのひとつは、なんといっても交通アクセスの良さです。JR・阪神・阪急と3つの鉄道会社が乗り入れており、各方面への移動がスムーズ。「JR尼崎駅」からは「新大阪」「大阪」「西宮」「三宮」「神戸」「京都」まで乗り換えなしでアクセスできます。

市内の駅数も多く、通勤・通学に便利な立地が数多くあります。各路線のターミナル駅周辺は再開発が進んでおり、駅直結の商業施設の建設も盛んです。加えて、阪神高速と名神高速道路も通っているため、車での移動にも適しており、休日のドライブや出張・帰省などにも便利な立地です。

再開発が進んでいる

かつては工業都市として発展してきた尼崎市ですが、現在では再開発が進められており、街の景観や住環境が変わりつつあります。たとえば、商業施設の「あまがさきキューズモール」や、再開発地区の「アミング潮江」などは地域住民に重宝されています。

複合商業施設の開発に加え、公共施設や医療機関の整備も進行中。駅周辺の歩行者空間の拡充や緑地の整備により、安心・安全で快適なまちづくりが実現されています。

尼崎市の魅力は「ちょうどいい」にある

派手さや華やかさよりも、生活のしやすさ、アクセスの良さ、日々の暮らしにちょうどいいバランスを求める方にとって、尼崎市はフィットするエリアです。再開発によって年々魅力が増している一方で、昔ながらの人情味あふれる下町的な雰囲気も残っており、初めての土地でもどこか安心感を覚える街と言えるでしょう。

これから関西で新たな暮らしをスタートさせたいと考えている方には、ぜひ一度、尼崎市を実際に歩いて体感していただきたいと思います。住んでみて初めてわかる「ちょうどいい暮らし」が、ここにはあります!

尼崎市の治安

尼崎市の治安

尼崎市と聞くと、「治安が気になる」という声が少なからずあるのは事実です。以前は、ひったくりの発生件数が多かったこともあり、全国的に名前が知られてしまった時期もありました。しかし現在の尼崎市は、そのイメージを払拭すべく、行政と地域が一体となって治安改善に力を入れています

たとえば、市長自ら「ひったくり撲滅宣言」を行い、警察官の巡回強化だけでなく、地域住民による青色防犯パトロールの導入も進められました。防犯カメラや街灯の設置、死角となる場所の整備、さらにはダミー自転車による盗難抑止策など独自の取り組みを実施。こうした努力の結果、犯罪認知件数は平成24年から令和3年まで約63%も減少し、治安は少しずつ改善されています。

とはいえ、どの地域にも共通して言えることですが、防犯意識を持って暮らすことが安全な日常につながります。

尼崎市が向いている方

尼崎市が向いている方

再開発の進展や生活利便性の高さから注目を集めていますが、そんな尼崎市に向いているのは、どんなライフスタイルを求める方たちなのでしょうか?

アクセス重視で通勤の利便性を求める方

まず、尼崎市がとくに向いているのは「アクセス重視」で住まいを探している方です。JR・阪神・阪急の3路線が利用可能で、大阪・神戸・京都など関西主要都市への移動がスムーズ。たとえば「JR尼崎駅」から「大阪駅」へは約10分、「阪神尼崎駅」から「神戸三宮駅」へも約30分以内という好立地です。

通勤時間をできるだけ短くしたいビジネスパーソンや、大学や専門学校に通う子どもにも嬉しいエリア。本数も多いため、通学・通勤ラッシュも比較的ストレスが少ないのが魅力です。

コスパ重視のファミリー層

「主要都市から近いのに、物価が比較的リーズナブル」これは尼崎市ならではのメリットです。大阪市内と比べると、同じ広さ・設備の物件でも安く住まいを確保できる可能性が高く、子育て世帯や新婚家庭にはありがたいポイントでしょう。スーパーや商店街、ドラッグストアなど生活に必要な施設も徒歩圏内に整っており、日々の買い物も便利です。

また、JR尼崎駅前には「ラウンドワン」やキューズモール内の映画館「ムービックスあまがさき」もあり、ファミリーで楽しめるアミューズメント施設も充実。市や自治体が開催するイベントも盛んで、アミング潮江商店街では夏に「アミちゃんカーニバル」が開催され、子どもから大人まで幅広い年齢層が集まり、活気に満ち溢れています。

小さな神社や公園でも夏祭りが開催されたり、キューズモールにお笑い芸人がきたりと、大阪や神戸に出なくても楽しめるイベントが多く開催されているのも特徴です。

「ちょうどいい暮らし」を求める方

大都会のような刺激はないけれど、田舎のような不便さもない!尼崎市はそんな「ちょうどよさ」を求める方にとっても理想的な場所です。駅周辺には、買い物・医療・娯楽施設がコンパクトにまとまっており、車がなくても暮らせるのが魅力。

一人暮らしの方はもちろん、住み替えを検討している核家族にもおすすめです。将来を考慮したバリアフリーな住環境を整えた戸建ての建築や、住宅取得補助の利用も可能で、安心して長く住める環境が整っています。

地域活動に関心のある方

再開発が進むなかで、尼崎市では地域資源を活かしたリノベーションや空き家活用の動きも活発です。小学校をリノベーションしたカフェや、アートイベント、地域でのワークショップなども増えており、何か新しいことを始めたいという方には可能性を見いだせるエリアです。

このような発展性が評価され、「本当に住みやすい街大賞2018 in関西ランキング」で1位に輝いた実績もあります。

リーズナブルにおいしい食事を楽しみたい方

行列のできるラーメン屋「ぶたのほし」や、カレー屋「アングル」、焼肉屋「味楽園」、カジュアルにお酒と料理を楽しめる「お肉と私の酒場HASEGAWA」、老舗の洋食屋「グリル一平」など、カテゴリー問わずJR尼崎駅・阪急塚口駅・阪神尼崎駅周辺に点在しています。

「サイゼリヤ」や「びっくりドンキー」、「マクドナルド」など、ファミリー層に嬉しいファミリーレストランも豊富。さらに、阪神尼崎駅前の商店街には、仕事帰りに一杯だけ飲めるような「サク飲み居酒屋」も充実しています。

子育て世帯はもちろん、お父さん・お母さんがほっと息抜きできる飲食店が充実しているのも尼崎市の魅力の一つ。「グルメな街」というイメージがあまりないかもしれませんが、実は多彩でおいしい飲食店がそろっており、リーズナブルに食事を楽しめますよ。

「尼崎らしさ」が合うかどうかがカギ

最先端の都市というよりは、どこか懐かしく親しみやすい雰囲気を残す尼崎市。その空気感に共感できるかどうかが、暮らしの満足度を左右すると言えるかもしれません。アクセスや物価、利便性といった数字で見えるメリットに加えて、「地域の雰囲気が合うか」という感覚も大切にしたいところです。

「都会に近いけれど、都会すぎない」。そんな尼崎市のバランスの良さは、いわゆる「穴場の住まいエリア」としての価値をこれからも高めていくはずです。

尼崎市の移住制度

尼崎市の移住制度

「尼崎市には移住支援制度があるの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。

実は、一般的な移住促進事業や引越し費用の補助といった制度は設けていないものの、「若年夫婦世帯や子育て世帯を対象とした住宅取得支援制度」が用意されています。

定住を支える住宅取得補助

尼崎市が導入しているのは、若年夫婦世帯および子育て世帯が、尼崎市内に戸建住宅(新築または中古)を取得する際、その費用の一部を補助するというものです。

補助の対象となるのは、市が定めた区域内で戸建住宅を取得する場合に限られます。新築注文住宅や新築分譲住宅に関しては、200万円の補助が受けられるという魅力的な内容となっています。

制度の詳細については、市のホームページや窓口での確認が必要ですが、「自分たちが対象になるかどうか」を早い段階でチェックすることで、住まい選びの選択肢も広がるでしょう。

「働く」と「子育て」が両立しやすい街へ

この制度の背景には、「働く場所」と「暮らす場所」を無理なく両立できる環境を整え、将来的な定住につなげたいという市の想いがあります。

尼崎市は大阪・神戸へのアクセスに優れており、共働き世帯にとっても通勤負担が少なく、子育てとのバランスが取りやすい立地です。市内には公園や医療機関、保育園・幼稚園なども点在しており、子育て支援の体制も年々強化されています。

尼崎市での新生活を後押しする制度

「移住支援」という言葉こそ使われていないものの、住宅取得補助制度は若い世帯の定住促進という観点から見ると、移住支援といっても差し支えない内容です。

子育てを見据えて新たな生活を始めたい方や、関西圏での住まい探しをしている方にとって尼崎市の制度は魅力的でしょう。

新しい土地での暮らしに不安を感じる方も多いかもしれませんが、こうした支援制度を活用することで、少しでも安心してスタートを切ることができます!

尼崎市の子育て支援

>尼崎市の子育て支援

「子育てしやすい街って、どんなところ?」と聞かれたとき、尼崎市はその答えのひとつになるかもしれません。共働き家庭が増えるなかで、「働きながら、安心して子育てができる環境」を実現するため、さまざまな取り組みが行われています。

子育て情報の発信が積極的

まず注目したいのが、尼崎市が運営する子育て情報サイト「AMANISM with Kids」。保育園・医療機関の情報から、公園、金銭面の情報まで網羅しており、子育て中の家庭にとっては心強い味方です。情報を探す手間が省けることで、日々の生活に少し余裕が生まれるのも嬉しいポイントですね。

医療費の負担を抑える手厚いサポート

子育てで気になるのが医療費ですが、尼崎市では未就学児の医療費が無料。さらに、高校卒業までの入院費もゼロという、安心のサポート体制が整っています。通院にかかる費用も、小中学生なら400円または800円と低額で済み、所得によっては完全無料になる場合もあります。

「出産・子育て応援給付金」によって、育児用品の購入費や子育てサービスの利用料も一部補助。妊婦健診や産後健診への補助もあり、妊娠中から産後まで切れ目のない支援が受けられます。

柔軟な預かり支援「ファミリーサポート」

仕事や急用でどうしても子どもを預けたいときに役立つのが「ファミリーサポート制度」。朝7時から夜9時までの間で、子どもの送迎や預かりをお願いできる仕組みが整っており、育児の「困った」に寄り添う地域の支え合いがあります。

尼崎市は子どもと一緒に成長できる

尼崎市は子育てに関する支援が多方面にわたり充実しています。医療・教育・遊び場・預かり支援と、子育てに必要なすべてが近くにそろっていることが、大きな安心感を与えてくれます。

「子育ては家族だけで頑張らなくてもいい」そんな温かな空気が、尼崎市には流れているのかもしれません。先述に限らず、ほかにも多くの子育てサポートや制度が充実しています。

尼崎市の住まい探しは
株式会社大阪住宅へ!

弊社は、JR尼崎駅や塚口、園田などの周辺エリアを中心に、地域密着型の不動産会社として新築戸建てや土地の販売を行っております。他社物件を扱わず、自社で厳選した物件のみを取り扱っているのが特徴です。だからこそ、情報がほかでは出回っておらず、「こんな物件を探していた!」というピンポイントなご希望に応えられることも多くあります。

新築戸建てだけでなく、土地から探してご希望に応じた家づくりもサポート可能。信頼できる工務店のご紹介など、家が建つまでの過程もトータルで寄り添います。実際に「自分たちの予算で、希望の土地が見つかって理想の住まいが叶った」「地元密着の不動産会社だから安心できた」というお声もいただいております。

新築を購入したいけれど、希望に合った物件が見つかるか不安…という方も、まずは一度お気軽にご相談ください。

まとめ

尼崎市の特徴
  • 自然と都市が共存
  • 抜群のアクセス利便性
  • 再開発が進んでいる
  • 尼崎市の魅力は「ちょうどいい」
尼崎市の治安
  • 犯罪認知件数は約63%も減少
尼崎市が向いている方
  • 通勤の利便性を求める方
  • コスパ重視のファミリー層
  • 「ちょうどいい暮らし」を求める方
  • 地域活動に関心のある方
尼崎市の移住制度
  • 定住を支える住宅取得補助
尼崎市の子育て支援
  • 子育て情報の発信
  • 医療費の負担を抑えるサポート
  • 柔軟な預かり支援
山本里沙 山本里沙
監修者名
山本 里沙
■キャリア
不動産分野のWebコンテンツ執筆歴5年
■役位/資格
取締役 兼 Webライター・ディレクター/宅建士資格保有

「住まい探し」にお役に立てる情報を文字を通じて発信。人と家をつなぐ架け橋となれるような、わかりやすく・読みやすいコンテンツ提供を心がけています。地域密着型だからこそ、ちょっとした疑問に寄り添える温かさを目指して、たくさんの「ありがとう」をいただけるよう、尽力いたします。
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