不動産を売却すると決めたら、問題となるのが「売れるか」という点です。
もちろん、不動産会社に依頼して仲介を依頼しようと思っている方も多いと思いますが、いくら優秀な不動産会社が熱心に販売活動をしてくれても、買い手がつかなければ意味がありませんね。
今回は内覧者が「購入したい」と思えるようにするためにはどうすれば良いか、ご紹介していきます。
立地と費用相場を確認する
あなたが物件を購入する時をイメージしてみると分かると思いますが、当然立地が良いと「買いたい」と思いますよね。
駅から徒歩10分以内であるとか、通勤に時間がかからないとか、人によって立地が良いと感じる判断基準は異なると思いますが、とにかく「住みやすい」と感じられるところであるかという点は重要ポイントです。
売却しようと思っている住宅の立地は良いでしょうか?
また、その物件を売るとしたら立地条件を踏まえるとどのくらいの価格が妥当なのでしょうか?
その辺りの情報収集をしっかりと行い、買主が納得できる価格を設定しておく必要があります。
不動産会社に仲介を依頼した場合、媒介契約【仲介】を獲得しようと高い価格を提示するケースがあります。
もし相場よりも高くする場合は、何かしらの付加価値があることが条件です。
例えば、しっかりとリフォームをして最新設備を搭載していたり、バリアフリー住宅にしているといったケースや、経年劣化を感じさせないような完璧なメンテナンスなどが挙げられます。
土地を売却する場合には関係のない話ですが、当然住宅を売却する際にはこういった工夫が必要となります。
内覧者は住宅の隅々まで見た後に、「この物件を購入するか」を決めます。
だからこそ、内覧が始まるまでにハウスクリーニングやリフォームをしっかりと行い、「今からすぐに住める」状況にしておくことが重要です。
特に水回りや外壁に関してはよく目につきますので、経年劣化などで傷んでいる場合は多少費用をかけてでも綺麗にしておくことをおすすめします。
見栄えが悪いと当然購買意欲も低くなってしまいますので、あなたが客観的に見て「買いたい」と思えるような手直しをしておくことが必要なのです。
また、補修が必要な箇所があれば行うことによって、「よく手入れされている」という印象をもたらすことができます。
どこを補修するかにもよりますが、一箇所数万円から数十万円ほどでできることが多いです。
ただし、外壁塗装やバスルームの改装、間取りの変更など大掛かりなリフォームであれば数百万円の費用がかかりますので、何を変えるかよく考える必要があります。
初めての売却であれば、「どこをどういじったら良いかわからない」と感じられると思いますので、不動産会社とよく相談しながら、内覧者が魅力を感じられる家に仕立てあげてくださいね。
住宅を購入してもらうためには、築年数、立地、環境など様々な角度について考える必要があります。
立地や環境については自分で変えることはできませんので、せめて内装や外装だけでも綺麗に見せることによって内覧者が「買いたい」と思える住宅となるのです。
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