
初めて注文住宅を建てるとなると「どんな風にすれば良いか分からない」とか「具体的なイメージが沸かない」といった思いもあるかもしれません。
一生に何度もない大きな買い物だからこそ失敗したくないのは当然ですよね。
そこで重要な参考資料となるのが、ハウスメーカーが建てた住宅を実際に見学できる住宅展示場です。
こちらでは注文住宅を建てる際には住宅展示場に行くべきか否か、またどんな展示場を選べば良いのかという点についてお伝えしていきます。
住宅展示場とはどんなもの?
「家を建てる」という明確な目的がある方でない限り、なかなか住宅展示場に足を運ぶことはないでしょう。
中には元々住宅を見学するのが好きとか、インテリアや収納の参考にしたいという思いから住宅展示場に積極的に行く方もいますが、基本的には注文住宅を考えている方が足を運ぶ場所と言えます。
住宅展示場の醍醐味とも言えるのが、お客様一人一人に担当者が付いてくれて話ができるという点です。
店舗に行っても当然担当者が付いてくれるというのには変わりはありませんが、現地で担当者に付いてもらうと、そのハウスメーカーの特徴や魅力を間近で感じる事ができます。
インターネットや店舗では知り得なかった情報を知る事ができたり、あなたの希望を伝えて「こんなこともできますよ」といった具体的な提案をしてもらうことによって、家づくりのヒントとなる事があります。
●設備やインテリアなど内装を決めるヒントになる
住宅購入について右も左も分からないといった方を特に悩ませるのが設備です。
最近では便利な設備がたくさんありグレードも様々なので、「何を取り入れれば良いか」という点でかなり迷ってしまうかもしれません。
住宅展示場に行けば、その家を魅力的に見せようとグレードの高いものを使用している事が多いですが、そういった事実も踏まえて「我が家ではこれを取り入れよう」という風に設備についてのイメージが定まるかもしれません。
また、インテリアや収納なども設置されていますので、「こんな風にしたら便利」と感じられるものを見つけられるかもしれませんね。
住宅展示場の選び方は?
全国にはたくさんの住宅展示場がありますが「どこに行けば良いのかな?」と疑問を感じている方のために、こちらで選び方をご紹介します。
「住宅展示場って何?」というような状態であっても、見学や話を聞くだけであれば無料なので、ぜひ気軽に行ってみてくださいね。
ただし、住宅展示場では担当者が付き、最後にはアンケートを渡され、要望や予算などを記入しなければなりません。
そういった事を行わなければならないという前提で足を運ぶ事が大切です。
もし自宅近くに展示場がない場合は、先に「どのハウスメーカーを見たいか」とある程度候補を決めてから2、3社に絞って展示場で見学しましょう。
住宅展示場は多いところだと20〜30社以上ものハウスメーカーが建てたモデルハウスが存在しますので、それらを全て見て回るのはとてつもない時間がかかってしまいます。
●気になるハウスメーカーが集まっている展示場へ
まずは数あるハウスメーカーの中から「実際に見てみたい」と思うモデルハウスを決めておきましょう。
そして気になるものが決まったらそれらが集まっている住宅展示場に行くのが効率的です。
有名なハウスメーカーであれば同じ展示場に集まっている事が多いですよ。
●事前にカタログを仕入れておくと時短になる
住宅展示場に行く時間が取れないといった方も多く、また担当者にピッタリと張り付かれて「ゆっくり見られないのでは?」と不安に感じている方もいます。
そういった場合は事前にカタログを仕入れておき、知らない事を無くしておくのが時短につながるでしょう。
カタログはハウスメーカーのホームページから申し込めます。
まとめ
住宅展示場に行った事がない方は、行った方が良いのかどうかという点で悩まれるかもしれません。
具体的なイメージが掴めていないのであれば、ぜひモデルハウスを見て家づくりのヒントにしたり、担当者としっかりと話をしてみてくださいね。